シリコンっていったいなに?

シリコンとは?

シリコンとは、ケイ素を含んだ物質を呼ぶ際に使われます。このケイ素とはガラスにも含まれている物質で、自然界に多く存在している珪石や珪砂が原料です。パソコンやスマートフォンにも入っている半導体チップもシリコンで出来ていますが、通常美容アイテムで使われるシリコンはオイル状で、様々なヘアケアアイテムや化粧品の中に含まれています。



シリコンは吸着性に優れているのでキューティクルやダメージを受けた部分にしっかり張り付き、髪の表面がシリコンでコーティングされます。その結果、ダメージヘアでも髪の表面を整える事が出来るので、簡単にサラサラと手触りがよくなったり、キラキラとしたツヤを出すことが出来ます。シリコンにはこのような良い面もありますが、ダメージを補修することなく髪の表面をコーティングすることで簡単に髪が健康になったかのような効果を出すことが出来るので、健康な髪になったと錯覚をしてしまいます。



健康で美しい髪を手に入れるには見せかけだけではない、健康な状態でキープする為にノンシリコンでのダメージ補修が重要だと当店は考えています。ここでご紹介するシリコンの事を理解していただき、どのような考えでヘアケアをしていけば良いのか考えるきっかけになればと願っています。

 

    
        
            
            
        
        
            
            
        
    
健康な髪

            健康な髪
シリコンが所々に吸着している髪

            シリコンが所々に吸着している髪
シリコンが膜のように吸着している髪

            シリコンが膜のように吸着している髪
シリコンがはがれつつある髪

            シリコンがはがれつつある髪



シリコンによる問題

シリコンには大きなダメージを受けた髪に対してコーティングをする事で健康な状態になったかのようにする事が出来ますが髪をコーティングしてしまうため、ダメージ補修の成分が浸透しにくくなったり、ヘアカラーを行う際にうまく色が入らず染めることが出来なかったり、パーマがうまくかからなかったりと様々な問題を起こす原因になってしまいます。さらに、キューティクルに張り付いているシリコンが取れる際に、その強い吸着性からキューティクルごとはがれてしまうということが起こり、髪を傷つけてしまうこともあります。





本当に髪の事を考えダメージ補修や、ヘアカラー・パーマをするのであればやはりノンシリコンがおススメです。肌の弱い方の場合は、頭皮にも多少なりと影響を与える可能性があるので、やはりシリコンが含まれていないアイテムでのケアをおススメしています。







シリコンと同じような成分でも製造メーカーによって様々な名称で成分表示に記載されています。これからご紹介する名前の成分が含まれていた場合はシリコン系の成分が含まれているということですので、こちらの内容を参考に、今お使いのアイテムの成分表示に記載されていないか一度確認してみてくださいね。

 
 
ジメチコン

シメチコン

ジメチコノール

シリカ

アミノプロピルジメチコン

アモジメチコン

シクロペンタシロキサン

ジメチコンコポリオール
 
ジメチコンコポリオールエチル

ジメチコンコポリオールブチル

ジメチコンコポリオールメチル

メチコン

シクロメチコン

メチコンコプロピルPGベタイン

(ジメチコン/ビニルメチコン)クロスポリマー

(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー





主にトリートメントでダメージを補修する効果があるように謳っている製品に含まれていることが多く、ノンシリコンシャンプーのように、シャンプーがノンシリコンというのは実は一般的な事なのです。洗い流さないトリートメントやスタイリング剤にもシリコンが含まれていますので、成分表示の中を探してみてください。





 

パール&パステルでは健康な髪は美しいをテーマにオリジナルの製品を開発しています。ヘアカラーやパーマを行った髪でも適切なケアを行えば健康な状態で維持することが出来ます。


   
   
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